睡眠薬で認知症になるのでしょうか?
睡眠薬を飲むと認知症(アルツハイマー)になると思っている人がいるようですが、本当のところはどうなのでしょうか?
実際に睡眠薬で認知症になるのが嫌で睡眠薬を飲まないという人もいるようです。
最近では高齢者の認知症が社会問題になることも多く、認知症に対して敏感になっている人が多いようですね。
さて、睡眠薬と認知症の関連ですが、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は長期間に渡って服用すると認知機能が低下するという報告がたくさんあるのですが、その反面認知症のリスクは上昇しないという報告も存在しています。
ある研究では、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の長期服用で様々な認知機能の低下が見られ、薬を中止するとほとんどの認知機能は改善するが、一部の認知機能は休薬してから6ヵ月までは通常の認知機能まで正常化しないということが示されています。
しかし、別の研究では65歳以上の高齢者を対象にした研究では、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には認知機能の低下とは関連がないという報告もあるのです。
他にも様々な研究報告で認知機能が低下したという報告や関連がなかったという報告が存在しています。
つまり、睡眠薬と認知症の関連ははっきりとは解明されていないということなのです。
また、不眠症自体も認知機能を低下させる原因になるので、認知症になるかもしれないから不眠症の治療をしないというのは正しい選択とは言えないかもしれません。
睡眠薬のガイドラインでは、「不眠症の高齢患者に睡眠薬を投与する際には、認知機能の評価を適宜実施しながら慎重に投与することが望ましい」と推奨されています。
いずれにしても、睡眠薬はあまり長期間連続して使用しない方が良いでしょう。
さらに、睡眠薬で認知症になるのではないかと、さらに不安を感じて眠れなくなるという悪循環に陥ってしまうかもしれません。
睡眠サプリなら認知機能が低下することはないので、どうしても睡眠薬を服用するのに抵抗がある人はまずは睡眠サプリを試してみても良いかもしれません。
また、普段から不眠となる原因を作らないようにしておくことも重要です。
>>睡眠薬に頼らないぐっすり眠る方法とは!?おすすめの睡眠サプリ特集<<
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