寝るときはパジャマで快眠しよう！
みなさん、普段睡眠時にはどのような服装で眠っているでしょうか？
一昔前まではパジャマを着て寝ているという人も多かったのですが、最近ではスウェットやTシャツを着て寝ているという人が多いのではないでしょうか？
特に若い人のほとんどはお風呂上りに部屋着を着て、そのままの格好で眠っているという人が増えてきています。
実際に、私も小学生くらいのときはパジャマを着ていましたが、中学生以降になるとパジャマを着てねるのがダサいと感じてしまい、ずっとスウェットやTシャツのままで睡眠をとっていました。
しかし、本当に快適な睡眠はスウェットやTシャツ等の部屋着のまま寝ていては体感することが出来ないうえに、それが不眠の原因にもなってしまうかもしれないのです。
「寝るときの服装で睡眠の質なんて変わらないんじゃないの？」
と思っている人もいるかもしれませんが、それは大きな勘違いです。
せっかくの睡眠をより快適にするためには、やはり睡眠専用の衣装であるパジャマが最適であるということは、これから紹介する記事を読めばお分かりいただけると思います。
それでは、パジャマと睡眠についてご紹介したいと思います。
Tシャツやスウェットや寝返りを妨げる
パジャマは寝返りを打ちやすくする効果があります。
睡眠中の寝返りは睡眠の質を高めるために非常に大切な動きであり、寝返りをうつことで睡眠のリズムを作って眠りの質を高めるので、眠るときの服装は楽に寝返りが打てるものを選ぶのが快眠のコツなのです。
ところが、スウェットやTシャツ等は寝返りをうつときに抵抗が大きくなり余分な力がかかってしまうので寝返りが打ちにくくなるというデメリットがあります。
特に冬場になると厚手の服装で眠る人が多いので、より抵抗が多くなって快適な眠りを妨げてしまいます。
しかし、一般的にパジャマは布団との摩擦が少ないために、寝返りが打ちやすく眠りの質を高めることが出来るのです。
実際に、パジャマに変えてから寝返りが打ちやすくなって眠り質が改善したという人もたくさんいるようです。
パジャマは吸湿性と放湿性が良いものを選ぼう
眠っている時に汗をかいた不快感から目が覚めてしまったという経験はありませんか？
夜中に寝汗で目覚めてしまって、気持ち悪くて再び寝付けなくなるというのはよくあることです。
スウェット等は放湿性が悪いため寝汗がたまり、快適な睡眠を妨げてしまうのです。
あまり実感はないかもしれませんが、人は眠っている間に夏はもちろん冬でもコップ1〜2杯くらいの汗ををかいていると言われているので、パジャマを選ぶときは吸湿性と放湿性が良いものを選ぶようにする必要があるのです。
「私は寝ている間に汗をかかないし・・・」
と思っている人でも、朝になれば乾いているだけで実は誰でも睡眠中は汗をかいています。
特に、眠りにつく最初のときは深部体温を下げるために汗の量が多くなります。
眠るときは放湿性と吸湿性が良いパジャマを選ぶようにしましょう！
ちなみに、シルク素材のパジャマはコットンの約1.5倍程度の吸湿性があると言われているので、吸湿性が高いものを選ぶ場合はシルク素材のパジャマを選ぶと良いでしょう。
また、シルクは放湿性にも優れているので汗をかいたときの気持ち悪いベタつき感もなく、朝まで快適に眠れるのでおすすめです。
ちなみに、気持ち良いからと裸で寝ている人もいますが、裸で寝ると熱が逃げてしまい体が冷えてしまうので逆に眠りの質を下げてしまうので注意しましょう。
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パジャマは眠りを誘う！？
パジャマが睡眠の質を高めるのは、機能面だけではありません。
パジャマには"睡眠モード"をオンにするという効果もあるのです。
寝る前にパジャマに着替えることで、体が"これから眠りにつくんだな"と意識づけられ、その結果として寝つきがよくなるということです。
実際に、パジャマを着て寝るようになった人は、パジャマ以外で寝ていたときよりも寝付く時間が縮まったという報告もあります。
なかなか寝付けなくて眠れないという人は、睡眠儀式の1つとして毎日寝る前にパジャマに着替えてみてください。
そうすることで自然とパジャマを着たときに睡眠モードへと移行し、副交感神経も優位になって寝つきも睡眠の質も良くなるのです。
パジャマは体を締め付けないものを選ぼう！
快眠するためにはパジャマを着た方が良いのですが、どんなパジャマでも良いというわけではないのです。
パジャマを選ぶときは体を締め付けるような小さいサイズのものは避けるようにしましょう。
体を締め付けるような服装は血行を悪くし、リラックス効果を妨げてしまいます。
気持ちよく睡眠をとるためには体を締め付けないような、少し大きいサイズのパジャマを着るのがおすすめです。
例えば、普段Mサイズの服を着ている人はLサイズを選んでも良いでしょう。
下着も大きめサイズを選ぼう！
また、あまり気にしない人も多いと思いますが、下着も締め付けがゆるいものを身に付けた方がリラックス出来て睡眠の質も向上します。
せっかくパジャマを着ても下着が体を締め付けていては意味がありません。
そこで、眠るときのパンツは普段身に付けるサイズよりも、少し大きめのものをつけて寝ると効果的です。
パジャマも下着も、寝るときに筋肉を緊張させず、血行を悪くしないような大きめのサイズを選びましょう！
パジャマの素材は何が良いの！？
最近では様々な種類のパジャマが販売されていますが、どのようなパジャマを選べば良いのでしょうか？
パジャマ選びのコツは以下のとおりです。
- 吸湿性と放湿性に優れているもの
- ゆったりとした体を締め付けないもの
- 肌触りが良くて自分が気持ちよく眠れそうなもの
また、素材は吸湿性と放湿性に優れたシルクがおすすめですが、最近では"オーガニックコットン"という体に優しい素材のパジャマも販売されています。
どんな素材が良いかは好みですが、化学繊維のものはなるべく避けて、シルクやコットン素材の天然繊維で作られたパジャマを選ぶようにしましょう。
最後に
「寝るときのパジャマなんかにお金をかけたくない」
と感じる人もいるかもしれませんが、私は睡眠にこそお金をかけるべきだと思います。
睡眠が快適になれば日常生活も自然と良い方向に向かっていき、健康にはもちろん仕事や学習にも良い影響を与えます。
自分のお気に入りのパジャマを見つけて快適な睡眠ライフを送りましょう！