今の時代、パソコンを持っていない人はいても、スマートフォンを持っていない人はほとんどいないでしょう。

電車の中や待ち時間はもちろん、友達と会話をしているときでさえスマホの画面を見ている人も決して珍しくはありません。

確かにスマートフォンを一度持つと二度と手放せなくなるくらい便利で生活するにも役に立つことが多いのですが、スマホがもたらすのは良い面だけではありません。

スマートフォンの画面からは”ブルーライト”という非常に刺激の強い光が放出されています。

ブルーライトは非常に強い光なので、1日中ずっとスマホの画面ばかりを見ているととても目が疲れてしまい、眼精疲労や肩こりの原因にもなります。

そして、何よりもブルーライトは不眠をもたらす大きな要因にもなるのです。

特に寝る前にスマホの画面を見るのは、カフェインを大量に摂取したのと同じくらいの覚醒効果があるとも言われています。

しかし、この事実を知らない人は夜寝る前までスマホでLINEのやりとりをしたり、動画を見たりして過ごしているのです。

また、寝付けないからといってスマートフォンで時間を潰そうとしている人もいるのですが、それは完全に逆効果となり余計に眠れなくなってしまうので厳禁です。

さらに、夜遅くまでブルーライトを浴びていると体内時計が乱れてしまって眠りが浅くなったり、熟睡できなくなってしまうのです。

ちなみに、ブルーライトはスマホ以外からもテレビやパソコン等からも出ているので、同様に睡眠前はなるべくパソコンやテレビの画面を見ないようにしましょう。

眠りにつく30分はなるべく部屋を薄暗くして、なるべく脳を興奮させないように副交感神経を優位にすることが大切であり、そうすることで寝つきも良くなり朝までグッスリと熟睡しやすくなります。

スマホ依存症になっている人も、少なくとも眠る30分前には画面を見るのを止めるようにしましょう!

今回は、スマホを見る時間とストレスを減らして不眠症を改善したという不眠症体験談です。

私はずっと不眠症でした。
理由はストレスや不安感などからくるもので、寝れないと感じるとスマートフォンや漫画を見始めてしまい、それからさらに眠れなくなるといった悪循環が毎日のように続いていました。そんな日が続いていると、一日中体がだるく、体調がすぐれない日々ばかりで、とてもつらかったです。

ストレスを感じないようにするのはとても難しいですので、それ以外のことで改善するように努めました。

夜になって静けさを感じるとささいな音にも敏感になってイライラしてしまうので、耳栓をして寝るようにしました。
そうすることによって、外の車の音や歩いている人の声も聞こえなくなりストレスが少し軽減されるようになりました。

次に、どんなに眠れないと感じたとしても、スマートフォンを見ることをやめるようにしました。
スマートフォンからはブルーライトという頭や目に悪影響を与えてしまうライトが出ているのでそれをやめました。
眠れないと感じたときは、本を読むようにしました。

こうしたことによって、今まで不眠症だったのですが、かなり改善されてきました。
今までより2時間は多く眠れています。
やはりブルーライトをあびないようにしたことと、あとはイライラを少し減らすようにしたことが
克服方法としてあげられると思っています。

あとは寝る前に少し動いて体を疲れさせることも、ぐっすり寝るために必要なことかもしれません。
悩みすぎずに、少しずつ改善していくようにしましょう。