「なかなか眠れない」、「寝つきが悪い」と、不眠症で悩んでいる人は現在増加しており5人に1人は不眠の問題を抱えていると言われています。

また、不眠症の悩みは非常に深刻で、不眠が原因で私生活にも様々な悪影響を及ぼすことは科学的にも証明されています。

ところで不眠症で眠れないとき、あなたはどうしていますか?

「睡眠薬を飲めばいいや・・・」

と、薬にばかり頼ってはいないでしょうか?

睡眠薬は確かに眠れる最終兵器ではありますが、睡眠薬は上手に使わなければ離脱症状を引き起こしたり依存症になったりと、様々な問題を引き起こすことも多いので気軽に使えば良いというものではありません。

ではどうすれば良いのかというと、不眠には何らかの原因があることが多く、その原因を解消することが出来れば薬に頼らなくても不眠症を解消することは可能です。

もし、不眠になると思われる要因があれば一度改善してみてください。

もしかすると、それで不眠症が解消されるかもしれません。

今回紹介する不眠症体験談は、不眠だと考えられた3つの原因を改善して不眠症を克服した人のお話です。

私は寝つきが悪く、気がついたら朝ということもよくある人でした。悩み事などのストレスがかかっている時はもちろんのこと、普段から中々眠りにつけませんでした。
原因を色々考え、試行錯誤したもののうち、三つほど効果的だったものを紹介します。
一つはあまり皆さんに当てはまらないかもしれないですが、喫煙者の方は禁煙するか、寝る前の喫煙を避けることです。私には効果絶大でした。ヘビースモーカーだった頃は、眠れない、吸う、眠れない、吸うの悪循環だったようなか思います。
二つ目は、寝具を好きな香りにすることです。シーツや枕を、自分の好きな香水の香りにするもしくは好きな柔軟剤で洗うと、布団に入ること自体が心地よいものになりますので、寝つきが良くなりました。
三つ目は、寝る用の服を固定することです。私はそれまで特定のパジャマを持たず、適当な部屋着やパーカーで寝ていましたが、寝る服を固定すると、勝手に頭が睡眠モードになるようになりました。別にパジャマじゃなくて良いので、Tシャツでも何でも、寝る専用の服があると良いと思います。
寝つきが良くなってからの一番の喜ばしい変化は、やはり朝が辛くないことです。朝がすっきり起きられると、その日1日の時間配分などの効率が上がります。また、充分に休めているので、集中力が上がります。また、ストレスが軽減されるためか、対人関係も良好になったように思います。よく、明るくなったと言われるようになりたした。